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11・16 第1陣(第5回)最高裁要請行動を行いました。


今日は、避難者訴訟第一陣、第5回最高裁に対する要請行動を行いました。

仙台高裁が2020年3月12日に、故郷喪失損害を認め、東電の事故前の対応を「痛恨の極み」と非難した判決から、早いもので1年8ヶ月に経ちました。

亡くなられる原告の方も増えてきています。一刻もはやく救済を。そのためには、東電の上告、上告受理申立てに、棄却と不受理決定を早く出してほしい。このことを求めてきました。

同時に、東電は上告等にあたり、弁済の抗弁の主張を出していますから、最高裁が上記の判断を行えば、弁済の抗弁も認めないことになるわけで、その意味では全国の同種訴訟に大きな影響を与えることになります。

今日は、今までで最も大規模な要請になりました。

最高裁に係属している、生業、群馬、千葉、そして愛媛の4事件とも共同し、ほかにも東京、かながわ、愛知、関西といった訴訟の原告団、多くの支援の皆さんにもご参加いただき、一時間強の朝宣伝をして臨みました。

みなさんが、朝早くから参加するため、昨日のうちから上京してくれたりしながら参加してくださり本当に頭が下がります。

避難者訴訟第一陣原告団副団長、國分富夫さん。

今回は被災者をめぐる詳しいデータを用いながら要請発言をしてくれました。

避難者訴訟の兄弟訴訟、いわき市民訴訟の原告団事務局長、菅家新さん。これまでともに歩んできた避難者訴訟原告の一刻も早い救済を訴えてくれました。

かながわ訴訟原告団長、村田弘さん。自らの法廷での体験から、東電の弁済の抗弁がいかに被災者を傷つけるものであるかを紹介してくれました。

首都圏支援連絡会の吉川方章さん。これまですべての要請行動に必ず参加してくださり、支援してくださっています。仲間とともに支援を強めると力強く発言してくれました。

要請行動自体もみなさんのおかげで無事行うことができました。

最高裁には、一刻も早く、私たちの声に応えてほしいです。







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