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避難者訴訟第1陣仙台高裁(第1回)期日のご報告


2018年12月3日、避難者訴訟第一陣の第一回期日が仙台高等裁判所で開かれました。

高等裁判所では、地裁判決を前提に、地裁判決の間違いを正すことを求めます。 かつ、東電の法的責任を問わない内容になっており、全く誤っています。

3月22日のいわき支部判決は、判断すべき内容を回避したり、逆にしなくてもよい判断をしたり、その判断自体に誤りが含まれ、結果、被害者の被害を十二分に汲み取っておらず、かつ、東電の法的責任を問わない内容になっており、全く誤っています。

原告側は、その誤りの詳細を控訴理由書という書面にしておりますから、第一回期日ではその内容を法廷で弁論しました。また、原告自身の口からも裁判のやり直しと今度こそ原告たちを救う判決をしてほしいと早川原告団長らが意見陳述しました。

日本全国、多くは福島県内に居住している原告たちにとっては、仙台は決して近いとは言えません。しかし、第一回期日には、30名を越える原告が仙台に集まり、避難者訴訟第二陣、第三陣の原告たち、いわき市民訴訟の原告たちも駆けつけてくれ、また生業訴訟、津島訴訟、神奈川訴訟、千葉訴訟の原告、弁護団、支援者の方々、首都圏の支援ネットワークの方や地元宮城の労働組合のみなさんも駆けつけてくれました。

おかげさまで、仙台の裁判所で一番広い法廷が傍聴席も含め、あふれる事態となりました。

法廷終了後は今後の進行についての打ち合わせを行い、その後、弁護士会館にて報告集会を行いました。

多くの皆さんにごあいさつをいただくとともに、米倉弁護団幹事長から訴訟について報告させていただき、早川原告団長らがお礼のあいさつをしました。

高裁は次回第二回期日が、来年2019年2月18日と決まっております。

原告側からは、控訴理由書で述べたことをさらに補充・バージョンアップさせる弁論を行う予定です。引き続きご支援よろしくお願いいたします。

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