2024・2・4 避難者訴訟2陣相双「東電謝罪」についてのご報告
東京電力からの謝罪へのご報告
2024年2月6日
福島原発被害弁護団
先日(2月4日)、いわき駅前のラトブ会議室において、東京電力から謝罪を受ける会合が実施されました。
【当日の様子】
原告側からは、ご本人11名、支援者6名、弁護団10名が出席し、東京電力側からは高原一嘉福島復興本社代表をはじめ5名が出席し、テレビ局や新聞社などマスコミ関係者も10名程取材に訪れました。
まず、東京電力の高原氏から、社長名の謝罪文が読み上げられ、それを受けて原告側の代表から、この謝罪が口先と言われないように、真の意味での福島への責任を貫徹して欲しいなどの意見が述べられました。最後に、弁護団共同代表の小野寺利孝弁護士から、今回の謝罪で終わりではなく、復興に向けて東京電力側と原告側(住民側)が協同する場を設けるよう申し入れがなされました。
【記者会見】
謝罪の後、原告側が記者会見を開きました。記者からは、①復興に向けて東京電力側と原告側(住民側)が協同する場のイメージ、②謝罪を受けた原告代表としての感想、③他の集団訴訟の動向(同じような謝罪の場が設けられるのか)など、約1時間にわたって活発な質疑応答がなされました。
【弁護団からのお願い】
2陣相双訴訟は、和解および判決によって終了し、今回東京電力側から謝罪を受けたことで、ひとつの区切りが付きました。長い間ありがとうございました。
今後は、地域の再生および復興の協議について、また皆さまのご協力を仰ぐことがあると思いますので、その際はどうぞよろしくお願い申し上げます。
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